大学(院)生

大学院を中退するのはやばいのか?やばくないという反論を語ります

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悩む人

大学院を中退するのはやばいことなのかな?

中退したら今後の人生大変だよな…

これらの悩みに答えます。

「中退」という言葉の響きはいいものではないので、「大学院をやめたい」と思ってもなかなかやめられませんよね。

かくいう僕も1年前には、
「大学院はやめたいけど、将来のことを考えたらやめないほうがいいのかな」
と死ぬほど悩んでいました。

けれども、最終的にぼくは大学院を中退する決心をしました。

そこで本記事では、実際に大学院を中退しているぼくが、その体験談をもとに「大学院の中退はやばいのか」をお話しします。

本記事の著者

こうわ
  • 旧帝大工学部を卒業
  • 大学院を入学と同時に休学
  • 中退して来春から就職予定

それではいきます。

大学院を中退するのはやばい?

結論からいうと、大学院を中退することはまったくやばくないです。

しかし、Google検索をしてみると、以下のような批判的な意見も目に入ってきます。

引用:教えてgoo
引用:教えてgoo
引用:教えてgoo
引用:教えてgoo

ぼくもこのような否定的な意見を目にしては、深く悩んでいたことがありました。

ところが、このような意見を間に受ける必要は全くありません。

否定的な意見をいう人たちは、「大学院に進学した経験がない人たち」です。

同じように大学院に進学した人は、「中退するもしないも自分の人生だから自分で決めるべきだ」という人が大半です。

決して「中退するやつはやばい」なんて思いませんよ。

ぼく自身、悩み抜いて大学院を中退しましたが、後悔はしてないです。

大学院を中退する割合

大学院を中退する割合は以下のようになっています。※1

  • 大学院修士課程の中退率は2.6%
  • 博士課程の中退率は5.4%

大学を中退する割合(大学院・短大含む)が1.95%なのに比べてもかなり多いですよね。※2

なので、大学院を中退することはそれほど異常なことでもないです。

ぼくと同じ研究室だった「仲の良かった先輩」も中退しているので、大学院中退はけっこう頻繁にあることだと知っておきましょう。


※1参考:文部科学省「経済的理由による学生等の中途退学の状況に関する実態把握・分析等及び学生等に対する経済的支援の在り方に関する調査研究」

※2参考:文部科学省「学生就業状況(中退者・休学者)等に関する調査(令和3年度末時点)」

大学院を中退しても就職はできる?

大学院を中退しても就職はできる?

大学院を中退しても「大卒」扱いにはなります。

そのため、就職できないということはほぼありません

いまは卒業後3年以内だと「新卒」として扱われる企業も多いので、他の人と同じように就活も可能。

ぼくも中退というハンデがありながら、大手企業から内定をもらうことができました。

中退後、仮にいきたい企業にいけなくても大丈夫

悩む人

もし中退したら、いきたい企業に行けないかもしれない…

このように悩む気持ちはよくわかります。

けれど、たとえいきたい企業にいけなくても大丈夫です

なぜなら、すでに終身雇用の時代ではないからです。

すでに終身雇用の時代じゃない

一昔前は、新卒で入った会社で定年まで勤め続けることが当たり前でした。

定年まで同じ会社で働く場合だと、新卒で入る企業はかなり重要ですよね。

しかし、すでに終身雇用が保障されていない時代になりました

ぼくらの世代では、40年も同じ会社に勤める人の方が稀になりそうです。

なので、昔ほど新卒で入る会社が重要ではなくなっています

どこの会社に入るかよりも「入ってから何をするか」のほうがよほど重要です。

転職は当たり前

終身雇用の時代じゃなくなったことで、転職も当たり前になりました。

以前は転職をすると給料が下がる場合も多かったですが、今はキャリアアップの転職も一般的です

もし、大学院中退後に就職してしばらく働いた後でも、「自分のキャリアと違う」と感じれば転職する手も残っています。

なので、中退をそこまで悲観的に捉えなくても大丈夫ですよ

嫌々大学院を続けても成長しない

嫌々大学院を続けても成長しない

これはぼくの体験談ですが、嫌だなと思いながら大学院を続けてもまったく成長しませんでした。

ただ「修了」まで早く時間が過ぎてほしいと願うだけで、自分から積極的に活動できないからです。

当然、研究でも成果はでませんでした。

さらにお金と時間の無駄

大学院は国立でも年間約53万円の授業料がかかっています。私立だとそれ以上です。

大学院を嫌々通っていれば、もちろんお金がかなり無駄になりますが、それ以上に時間ももったいないです

「修了」するまで自分の時間を犠牲にしても、いい企業に入れるとは限りません

ぼくは中退後の時間をブログに充てることで、大学卒と修士卒の給料の差以上に稼げるようになりました。

嫌々研究していたときは全く成果が出ませんでしたが、楽しくブログを続けていたらこのように結果が出ました。

やはり、嫌々大学院を続けても成長はありません。

みんなに「ブログをやれ」とは言いませんが、大学院以外にも別の道があることは知っておきましょう

大学院生向けに「ブログがオススメな理由」も解説しています。

まとめ:「大学院中退はやばい」はウソ

今回は、「大学院中退はやばいのか」について、実際に中退したぼくが解説しました。

否定的な意見を目にすることもありますが、大学院を中退してもまったくやばくはないですよ

大学院中退率は修士課程で2.6%、博士課程で5.4%であり、割と頻繁に中退する人がいることはわかるはず。

結局、「中退した後にどう頑張るか」が最も重要です。

中退後の就職が不安という方は、下の記事を参考にしてみてください。

合わせて読みたい

≫中退したい大学院生がするべき3つのこと【中退は逃げじゃない】

≫【忙しい・バイトできない】大学院生にブログがおすすめな理由6つ

  • この記事を書いた人

こうわ

お金の心配をなくして会社・学校から解放されるための知識を発信|旧帝理系→ブラック研究室→休学中|ブログ200記事以上|20歳から投資開始|ほったらかし投資で利益20万円越え|金融やお金に関する本を年間100冊以上読破。

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