大学(院)生

【警告:院進は慎重に】旧帝大理系の学生が大学院をやめるまで

2022年3月25日

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悩む人
  • 周りがみんな行くし大学院進もうかな
  • 就職か大学院進学か迷ってる
  • もうちょっと学生で遊びたいから院進しよ

こう考えている人は真剣に考えてほしい。

本記事の信頼性

こうわ
  • 旧帝大理系の大学院に進学
  • 教授と研究になじめず、休学して就活中
  • 研究室時代に始めたブログを100記事以上作成

今回は、周りに流されて「あと2年遊べるじゃん」という考えで大学院へ進学を決めたぼくの経験談です。

結果、研究と教授が嫌で大学院をやめてしまいました。

ぼくの友人にも「とりあえず理系だから大学院へ進学する」と決め、後悔してる人もおおいです。

自分のようにならないためにも、「大学院に進むか迷っている人」は参考にしてほしいです。

旧帝大理系の学生が大学院をやめるまで

大学入試

それなりに高校まで勉強を頑張ってきて、難関大学に合格できた。

こうわ

人生安泰だし、大学は遊びまくろう

いま考えるとコワイくらいのアホでした。

大学1年〜大学3年

一般的な大学生のようにアルバイトしたり、飲みにいったりしていた。

特に変わったことはしていませんでした。

テスト前に少し勉強して単位だけは取る。

どうせ大学院にいくだろうと思い、就職活動は一切していません。

一応インターンに行っておこうか迷いましたが、ESを書くのが面倒でやめました

大学4年春

研究室に配属。

第一希望には入れず、まあまあ興味ありそうな研究室に入る。

当時は「それなりに頑張っていこう。」と思っていました。

しかし、研究テーマ決めのために教授と何時間も面談。

教授に詰められ、自分の案は全否定されて「もうテーマなんてなんでもいいや。」と思っていました。

その後も面談を何度も行い、ついに研究テーマが決定。

大学4年夏

すでに就活したくなっていたが、「今から始めるのはもう遅いかな」とおもっていた。

大学院に進むしかないと思い、試験勉強を始める。

いままで就活していなかったことを後悔。

「研究つまらないし試験に落ちてもいいかな」と思ってました。

でも、自分は真面目なところもあるので、それなりに勉強してしまい見事合格

ちなみに面接は全受験者のうち最低点でした。

大学4年秋

院試が終わってすぐに研究が本格化。(他の研究室は1か月ほど夏休み)

友達が遊びまくるインスタを見ながら研究室に通う日々。

ゼミでの発表や教授との個別面談で、「プレゼン資料が雑だ」と怒られ、研究について詰められまくる。
(資料づくりは苦手だけど、プレゼン資料は数日時間をかけて作っていました。)

毎週末に「進捗報告メール」を要求され、先輩に確認を受けてから送らなければならない。

先輩からOKをもらえず、土日はほぼメールの直し。

平日は研究室に通う。

ゼミや面談が近づくと夜眠れず、朝起きたらいやな気分。(軽いうつ病?)

大学4年冬

教授から「卒業論文以外にも学会の論文を執筆するように」と言われる。

学会の論文のため、同期は何日も研究室に泊まり込み

自分は泊まらなかったが、日付を超えて帰ることもありました。

教授に論文の添削を依頼すると、深夜に威圧的なメールが返ってくる。

「なんでできない?こんなん小学生でもできるだろ」的な内容。

大学のハラスメント相談室にもいった。(パワハラ認定は難しいらしい)

大学院中退や就活について真剣に調べ始めました。

迷いつつも就活をはじめる。

「最悪辞めるからいいや」と思い、ほどほどで卒論を仕上げる。

なんとか提出はできたが、「卒業式まで修正を繰り返すように」と教授から言われる。

卒業証書をもらう3分前まで論文の修正をしていた。

メールの確認をしてもらっていた先輩がうつ病になり休学。(先輩も教授に対して相当ストレスをためていた)

春休みも関係なくふつうに毎週ゼミが行われる。(周りの4年生は卒業旅行)

就活が失敗したときのため、大学院には籍だけ置いておこうと思ってました。

しかし、春休みにゼミで発表するような進捗もなく、詰められるのも嫌になり、教授に休学することを伝える。

休学することについて、なにも言われることはありませんでした。

いまは就職が決まり次第退学予定。

追記:就活が成功しました。いまでは大学院をやめたことに対する後悔は全くありません。

大学院中退の末路|大学院を中退して就活した方法【結論:就活可能】

安易に大学院に進もうとしている方へ

「理系は大学院にいって当然」という考えを持っている人も多いです。

しかし、研究室によっては社会人になるより厳しいところも存在します。

さらに、研究してもお金をもらえるわけではなく、こちらが学費を支払っています。

「なんとなく大学院に進もう」と考えている方は、もう一度真剣に考え直してみるとよいですよ。

まとめ:大学院進学は慎重に

いかがだったでしょうか?

本記事から、ぼくのようになりたくないと思う方が増えるとうれしいです。

自分の進路なので、周りと一緒にするのではなく自分で決めていきましょう。

別に大学院へいけば人生有利になるとかはないです。

結局は、自分が選んだ道でどう頑張るかが重要。

もし、研究や大学院をやめたいと思っている方は以下を参考にしてください。

  • この記事を書いた人

こうわ

お金の心配をなくして会社・学校から解放されるための知識を発信|旧帝理系→ブラック研究室→休学中|ブログ200記事以上|20歳から投資開始|ほったらかし投資で利益20万円越え|金融やお金に関する本を年間100冊以上読破。

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